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生物・生物基礎|遺伝子の発現調節

2021.07.04
ねこにこばん
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高等学校範囲の生物・生物基礎の要点を体系にまとめました。概要に加えて、深い理解につながる重要語句の詳細な説明を用意しています。この範囲に限らず、生物は語句の意味の暗記と各々の現象や構造についての理解が必要です。模式図は省略していますが、適宜図説などをご参照ください。
今回は生命現象と物質のうち、遺伝子の発現調節を扱います。

重要語句を隠す
1. 発現調節
    2. ラクトースオペロン
      3. バイオテクノロジー

        発現調節

        基本転写因子

        タンパク質がアミノ酸配列を指定するコード領域の上流にはプロモーターと呼ばれるRNAポリメラーゼが結合する領域があります。しかし、恥ずかしがり屋のRNAポリメラーゼは単体ではプロモーターには結合しにくく、基本転写因子というお友達がプロモーターに結合していないとプロモーターに結合できません。

        まあ、つまり、真核生物では、RNAポリメラーゼは基本転写因子というタンパク質とともに転写複合体を形成してプロモーターに結合します。

        基本転写因子
        転写調節領域

        プロモーターの周辺には転写調節領域があり、この領域に調節タンパク質が結合することで特定の遺伝子の発現が調節されます。基本転写因子とRNAポリメラーゼとは別物です。調節遺伝子が調節領域に結合することで、プロモーター上で基本転写因子とRNAポリメラーゼが結合できるようになったり、できなくなったり、促進されたり、抑制されたりします。つまり、遺伝子によっては翻訳われるまでに2重の壁があるということです。この調節タンパク質もまた調節遺伝子という遺伝子から転写翻訳せれたものです。う~ん。

        転写調節領域

        ラクトースオペロン

        ここで遺伝子の発現調節の代表例、大腸菌のオペロン説を解説します。大腸菌では、ラクトースが存在しない条件下では、リプレッサーと呼ばれる調節タンパク質がオペレーターに結合することにより、ラクトースの代謝にはたらく酵素の発現が抑制されます。

        もうちょい詳しく。グルコースを含む培地で培養されている大腸菌は、グルコースの代わりにラクトースを含む培地に移されても、すぐにはラクトースを利用できないが、しばらくすると、ラクトースを分解するβガラクトシダーゼやラクトースを細胞内に透過させるガラクトシド透過酵素などをつくり、ラクトースを利用できるようになります。グルコースがあるところではラクトースを利用できないようにしているのです。

        ①培地にラクトースがないとき

        調節遺伝子をもとにつくられた調節タンパク質のリプレッサーがオペレーターに結合する

        ラクトースがないときの図。リプレッサーがオペレーターに結合し、RNAポリメラーゼはプロモーターに結合できない。

        ②培地にグルコースがなく、ラクトースがあるとき

        ラクトースから生じた誘導物質とリプレッサーが結合し、オペレーターにリプレッサーが結合できない

        ラクトースがあるときの図。誘導物質がリプレッサーと結合することで、オペレーターに結合することを防ぐ。その結果、RNAポリメラーゼはプロモーターに結合することができる。
        プロモーターにRNAポリメラーゼがくっつくためには?
        基本転写因子が結合してないと!
        特の遺伝子の転写を促進、抑制する遺伝子は?
        調節タンパク質

        ラクトースがないとき、調節遺伝子をもとにつくられた調節タンパク質がくっつくのはどこ?(正しいのは2つだけどあれを選んでほしい)

        バイオテクノロジー

        PCR法

        某ウイルスの検査にも使われているPCRという技術です。

        約95℃に加熱し、水素結合をきって一本ずつのヌクレオチド鎖にする 約60℃に冷やし、1本になった鋳型DNA鎖のプライマーを結合させる 約72℃に加熱し、プライマーを起点として新しい1本鎖が伸長する

        これを繰り返すことでわずかなDNAを多量に増幅することができる。ちなみにPCRはポリメラーゼ連鎖反応のこと。

        遺伝子組み換え技術
        shuffle
        switch
        大腸菌に人の遺伝子を組み込む
        ヒトのDNAを制限酵素で数か所切断し、目的の遺伝子を取り出す 同じ制限酵素でプラスミドを切断する ①と②で得られたDNA断片を混合すると、切断面が相補的な塩基配列であるので水素結合する DNAリガーゼでDNA断片を連結すると、組み換えプラスミドが完成。この組み換えプラスミドを大腸菌に組み込ませると、目的の遺伝子が発現する。

        バイオテクノロジーは近年かなり注目されている分野で、多くの技術がありますが、テストにでるのはこの2つだけです。

        生物 遺伝子の発現調整10問

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        上記の内容を完全に理解してから進んでください。

        読んでくれてありがとう。図説もみてイメージをつかんでね。

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