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5月の古文

2021.04.26
植物好き
自然にかかわることが好きな者です。問答庫ではデザインなどを担当しております。記事は幅広く書いていきたいと思います。
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このシリーズは、言うてしまうとただの僕の勉強の記録でございます。ですからブログ形式で掲載しております。『枕草子』の『すさまじきもの』

重要語句を隠す
1. すさまじきもの
    2.

      すさまじきもの

      すさまじきもの。昼ほゆる犬。春の網代。三、四月の紅梅の衣。牛死にたる牛飼ひ。ちご亡くなりたる産屋。

      除目に司得ぬ人の家。今年は必ずと聞きて、はやうありし者どもの、ほかほかなりつる、田舎だちたる所に住む者どもなど、皆集まり来て、出で入る車のひまなく見え、もの詣でする供に、我も我もと参りつかうまつり、物食ひ酒飲み、ののしり合へるに、果つる暁まで門たたく音もせず、あやしうなど、耳立てて聞けば、先追ふ声々などして、上達部など皆出でたまひぬ。もの聞きに、宵より寒がりわななきをりける下衆男、いともの憂げに歩み来るを見る者どもは、え問ひだにも問はず、外より来たる者などぞ、「殿は何にかならせたまひたる」など問ふに、いらへには「何の前司にこそは」などぞ、必ずいらふる。まことに頼みける者は、いと嘆かしと思へり。つとめてになりて、ひまなくをりつる者ども、一人二人すべり出でて去ぬ。古き者どもの、さもえ行き離るまじきは、来年の国々、手を折りてうち数へなどして、ゆるぎありきたるも、いとほしう、すさまじげなる。

      除目で官職につくことができなかった人の家。「に」は場所
      今年は必ず任命されると聞いて、以前使えていて、今は離れ離れになった人や、
      「の」は同格をあらわす。
      夜明けまで官職の任命を知らせる、門をたたく音はせず、不思議だ、などと耳を澄ませて聞くと
      とても落ち込んだ様子で帰ってくる姿
      主語は下衆男。
      進退について問うことさえもできない。
      昔から使えていて、そのように場を去ることができない人々は、
      「の」は同格

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